格安航空会社のエアアジアが18時間遅延したらどうなるか
格安航空会社LCCは席代と預け荷物代、食事代などが別になっていて、無駄な料金を省きたい旅行者には指示されています。自分も成田からバンコクに行く時に格安航空会社のタイ・エアアジアXを使うことがあります。成田からバンコクまでは朝便とよる便の2便飛んでいます。
2016年最初のタイ旅行がエアアジアでした。ところがその使用機材のエアバス330型機のエンジントラブルにより、18時間の遅延に巻き込まれました。
出発からゲートに戻るまで
成田発20時15分発の夜便だったのですが、ゲートから飛行機が離れたのは予定より早く順調でした。しかし、誘導路に出てからずーっと停まったまま。混雑してるには遅いなぁと思ったら機長から「エンジンが調子が悪いので整備のために駐機場に戻ります」とアナウンスが。アナウンスがあったのが20時30分ころ。駐機場に戻って21時過ぎに再び機長から「エンジンの整備に45分から1時間かかりますのでお待ちください」と案内。
みんなイライラしている中で、KYな客室乗務員が機内販売をはじめました。配るんでなくて販売する発想があきれました。
その後、窓からみると貨物室の扉が開いて荷物が出され始めました。その時点でアナウンスもなかったんですが。これは今日は飛べないなと確信しました。
その後22時過ぎに今日はエンジントラブルで飛べませんから荷物持って戻ってくださいと案内。
しかし、その時点では明日の出発までどこで待つのか?何時に再度出発なのか案内はありませんでした。
ゲートに戻り出たのは到着階のほうでした。再入国のスタンプを押されて、預け荷物もターンテーブルから引き取りました。
出る直前の税関の前でエアアジアの代行の成田の職員が搭乗券をチェックして、ホテルがあることと、明日の出発が14時だということを知らされました。
格安航空会社の遅延した場合の対応
格安航空会社は無駄を省いて安い料金が売り物です。ですから食事もオプションで有料です。ですから、航空機が遅延しても明日何時にカウンターでチェックインしますので、それまで各自で過ごしてくださいと放置されるかと思ってました。しかし、予想を裏切りホテルを全員分用意してくれて、ホテルのチェックインは24時過ぎて疲れましたが無事にできました。ホテルはエクセル東急ホテルで中級のホテルでした。自分の部屋には立派なマッサージチェアもありました。翌朝のビュッフェもついており満足でした。
翌朝は10時から送迎バスがあり、予定通り2時に出発できました。
なんとか無事に18時間遅れでバンコクへ向けて離陸しました。
機内では、遅れたお詫びでしょうか、普段は有料の食事が無料で配られました。
向かい風が強くて7時間半かかりましたが、バンコクドンムアン空港に到着しました。
今回のエアアジア機遅延でわかったこと
- フライト番号にDがつく
- ホテルが用意された
- 機内の食事が無料
- 日本人乗務員だけは謝らなかった
今回は格安航空会社の遅延を体験しました。成田空港は23時以降使用できない制限があり、乗客もタイ人が80%以上で、日本になれないタイ人が混乱することを避けるためにホテルが用意されたのかもしれません。
24時間空港のドンムアン発の場合、空港待機が指示された可能性もあります。
今回は貴重な体験でした。
配られたパスタ |
整備が終わったエアアジア機 |
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